製薬会社PV撮影に参加しました

大阪府下の製薬会社PVで、社屋の空撮と屋内でのドローン撮影を担当しました。DID地区はもちろんのこと、高速道路や幹線道、鉄道、学校、高層マンションなどがあるエリアで、送信機画面の位置情報を確認しながら慎重に飛行しました。
香盤表では朝から撮影予定でしたが、あいにくの霧雨。これが夕方近くまでだらだらと。その後、飛行通報を取り直し、16時を過ぎに雨が止み20分程で完了(もちろん曇天)。機材を片付けて車に乗り込んだところでまた雨。ツキがあるのかないのか。

映像のトンマナが「静」のものでしたので、屋内撮影では結果的にAVATA2を使用。通常のマイクロドローン(GoProカメラ)と検討した結果、高度維持の安定感でAVATA2をチョイス。GPS圏外のためか微妙なゆらぎをできるだけ抑えつつ。
展示室内での撮影は、環境光がかなり暗く、30fpsに切り替えてさらに低速で飛行(60fpsのオーダー)。ただ低速になるほど機体の揺らぎが際立つため、GoPro(HERO11)の方が良かったかも知れません。

このあたりの選択は現場の撮影時間のこともあるので判断が難しいですね。しかも全体の尺の中で使用されるのは数秒の素材なので。

プラント点検に参加しました

小型軽量のマイクロドローンを使用して、某社のプラント点検にパイロットとして参加しました。今まで⼈では⾒ることができなかった狭い場所や、⾜場を組むことでしか⾒ることができなかった⾼所の調査点検を安全かつスピーディーに。⾜場費⽤の削減、⼯場稼働停⽌時間減、作業員の安全確保などに貢献することができます。

今回はプラント屋外施設の狭い箇所にドローンで入り、支持材などの劣化状況を確認する業務。風や粉塵がある中、精緻な飛行が求められます。

マイクロドローンの飛行時間は最大で5分。帰還する時間も含めて実質は3分〜4分のため、点検が必要な箇所をスムーズに撮影する必要があります。一方で「安全第一」であり、墜落などが無いように風の状況を見ながら、この先に行けるか行けないか、戻るルートはあるか、行った先の風状況で待避場所はあるかなど、即時に判断しながら慎重に飛行しなくてはなりません。地上からの目視では状況が分からない箇所も多く、指示者との連携が重要です。

商業映像とは違い、成果物としての精度を高める撮影飛行となります。今回の業務については自動化が難しく、適格な指示と操縦者の技量、判断力が求められます。

それだけに無事に完了したときの達成感は格別です。

2025年 あけましておめでとうございます

ドローンをはじめ、カメラ機材の高性能化はますます進化しています。さらにAIによる編集や映像そのものを作り出す技術は急速に発展しています。そうした変化に対応しつつも、見る人の感性に響くストーリーや空気感に力を入れて撮影、制作していきます。
マイクロドローンでの点検業務では、現場での安全を第一に求められる成果をより着実にして参ります。

本年もよろしくお願いします。

電鉄会社の高架橋点検に参加しました

マイクロドローンを使っての高架橋点検にパイロットとして参加しました。駅など外部から目視のできないエリアの調査です。点検口などからドローンを投入し、飛行できる範囲をすべて撮影。コンクリートの劣化や水漏れなどを確認するための映像です。