プラントの点検業務に参加しました

広大な敷地を誇るプラントの一部点検業務に参加しました。独自にカスタムしたマイクロドローンを使用し、要望に合わせた映像及び報告書が成果物となります。まだまだ実験的な要素を含んだ取り組みですが、古いものは50年以上前に作られたまま点検できていない箇所の劣化状況を確認する業務で、現場ではクライアントからも高い評価を得られました。

当然ではありますが秘密保持契約(NDA)上、詳細については記載できませんが、特殊な場面での飛行はパイロットとしても非常に良い経験となりました。今回は一部の点検でしたが、敷地内のさまざまな装置に応用できればと思います。

画像はイメージです

第3弾「GREEN SEED ドローン飛行体験」空撮を担当しました。

大阪梅田ツインタワーズ・ノース1階コンコースで開催中の夏の天井装飾「GREEN SEED」。MOVIEの第3弾「GREEN SEED ドローン飛行体験」編が公開されました。空撮はすべて弊社が担当しました。いい感じに編集していただいて感謝です。

マイクロドローンとDJI MAVIC3を使用しています。

https://umedayuen.com/

夏の撮影対策

夏の屋外撮影ではさまざまな対策が必要です。とくに空撮の場合はドローンの安全のためにも重要になってきます。

〈暑さ対策〉
目視、目視外飛行とも炎天下で操縦せざるを得ない場合が多いうえ、人家の少ない山間部での飛行も多くなります。まずは操縦者、補助者の人体の安全から。一般的な熱中症対策はもちろん、飛行していないときに暑さををしのげる待機場所を確保しておきましょう。クルマや軒下、木陰など。最近ではウェアラブルの扇風機がありますのでこれを利用するのも良いでしょう。ただしFPVなどでのノイズには注意が必要です。したたる汗を拭うタオルも忘れず。ドローンもバッテリーやモーターが高熱になると危険です。できるだけ涼しい場所で管理しましょう。

〈虫・ヘビ対策〉
これも侮ると大変です。汗をかきながらじっとしているとすぐに蚊が飛んできます。草むら、山間部ではアブ、ハチその他いろいろ。気が散るだけでなく、スズメバチに襲われると生命の危機ですし、操縦者を失ったドローンがどうなるか。対策としてまずは肌をできるだけ露出しないこと。次に虫が少ない開けた場所を探すこと。虫除けスプレーと虫刺されの薬は必ず持参。山の木陰ではヒルが落ちてくることありますし、意外と厄介なダニもいます。池や川、山にはヘビ・マムシもいます。足元はトレッキングシューズ、長靴が必要です。

〈その他〉
目視飛行の場合はサングラスが欠かせません。スマホなど輝度の低いモニターの場合はフードなどで陰を作るようにしましょう。またゲリラ豪雨など、突然の雨や雷にも要注意。人家や車両から遠く離れる場合は軽装備になりがちなので、補助者を増やすなど事前の準備が重要です。スマホも十分に充電しておきましょう(緊急連絡用)。まれに山奥の谷間などは電波の届かないエリアもありますので、その場合は細心の注意と対策が必要です。

〈まとめ〉
夏の屋外撮影は外的な影響が大きく、体力も激しく消耗します。事前に現場を想定した装備、服装で望みましょう。

では、ご安全に。