
小型軽量のマイクロドローンを使用して、某社のプラント点検にパイロットとして参加しました。今まで⼈では⾒ることができなかった狭い場所や、⾜場を組むことでしか⾒ることができなかった⾼所の調査点検を安全かつスピーディーに。⾜場費⽤の削減、⼯場稼働停⽌時間減、作業員の安全確保などに貢献することができます。
今回はプラント屋外施設の狭い箇所にドローンで入り、支持材などの劣化状況を確認する業務。風や粉塵がある中、精緻な飛行が求められます。
マイクロドローンの飛行時間は最大で5分。帰還する時間も含めて実質は3分〜4分のため、点検が必要な箇所をスムーズに撮影する必要があります。一方で「安全第一」であり、墜落などが無いように風の状況を見ながら、この先に行けるか行けないか、戻るルートはあるか、行った先の風状況で待避場所はあるかなど、即時に判断しながら慎重に飛行しなくてはなりません。地上からの目視では状況が分からない箇所も多く、指示者との連携が重要です。
商業映像とは違い、成果物としての精度を高める撮影飛行となります。今回の業務については自動化が難しく、適格な指示と操縦者の技量、判断力が求められます。
それだけに無事に完了したときの達成感は格別です。